type1 Bたんぱく欠乏うつ
▢集中力や記憶力が落ちた
▢悪夢を見る
▢音に敏感になった
▢口内炎や口角炎が良くできる
▢筋力が低下してきた
▢むくみやすい
▢ストレスが多い、精神疾患がある
▢肉、魚、卵をあまり食べない、少食
▢糖質過多、お菓子・ジュース/清涼飲料水・アルコールを良く摂る
チェックが3つ以上で黄色信号、5つ以上は赤信号!
多めに取ろう!ビタミンB群+たんぱく質
たんぱく質とビタミンB群は心の栄養素の基本です。これらは①セロトニンなどの脳内ホルモン、②ストレスと戦うコルチゾール、③神経を含む全身の細胞におけるエネルギー産生など、ココロや体の基本となる栄養素。不足するとうつ状態になります。
ストレスや炎症がある尾、たんぱく質やB群の需要が高まるため、多めにとる必要があります。また、B群はお互い協力しあっているので、うつ状態を治すときには、単独よりB群全体で摂る方が効果的。治療のためのB群の最適量は、人や病状によって何倍も異なることがあります。
栄養型うつ治療の大黒柱
こんな人はBたんぱく欠乏かも?
① ストレスや慢性炎症がある人 B群とたんぱく質の必要量が増える
②糖質過多の人 糖質の代謝にB1をつかう糖質の摂りすぎでたんぱく質(B群が豊富)が不足する
③腸内環境が悪い人 腸内細菌がB群を上手く作れない、B群・たんぱく質の吸収が低下する
ビタミンBの種類とそれぞれの働き
・ビタミンB1 疲労回復ビタミン、糖代謝ビタミン、末梢神経ビタミン
・ナイアシン(B3) エネルギー代謝ビタミン、神経過敏予防ビタミン
・パントテン酸(B5) 副腎(抗ストレス)ビタミン
・ビタミンB6 アミノ酸代謝ビタミン、脳内ホルモンビタミン
・ビタミンB12、葉酸 DNA合成ビタミン、造血ビタミン
たんぱく質は作って、壊すを繰り返す
たんぱく質は、常に今あるものが分解され、新しいたんぱく質に生まれ変わります。その代謝にはビタミンB群が必要。ストレスが多いと、たんぱく質は作る方より壊す方が多くなるので、たん@悪質をたくさん取る必要があります。治療のさいは、たんぱく質とビタミンB群をしっかり補ってつくる方を多くしましょう。
たんぱく質が不足すると?
たんぱく質が作る
神経伝達物質……不足すると、セロトニンなどがスムーズにつくれない
酵素……不足すると、代謝、情報伝達、消化力が低下する
フェリチン……不足すると、鉄を貯蔵できない
ヘモグロビン……不足すると、血液で酸素を運べず、全身の細胞がエネルギー不足になる
アルブミン……薬、ホルモン、脂肪酸などを血液で運べない
コラーゲン……不足すると、皮膚や血管壁、腱、骨が弱くなる
ケラチン……不足すると、髪が細くなる・減る、爪がもろくなる
筋肉……不足すると、基礎代謝の低下(太りやすい、冷えやすい、)血糖調節の低下、筋力低下(サルコペニア)虚弱(フレイル)