くすまない食べ方
お肌の浸透感のなさや夕方の黄くすみがきになる、血色が悪い・・・。肌のコンディションは、生活習慣はもちろんのこと、食べ方とも密接に関係しています。くすみ肌の原因は貧血や冷えなどの血流や熱生産の問題と、糖化、、酸化などの代謝の乱れ。これらを解決するためには食べ方にポイントがあります。
くすみ老けはこんな人
▢ミネラル系のサプリを飲んでいる
ミネラルは食事では吸収しづらいからとサプリを欠かさない人もいます。でも、そもそも食べ物に含まれるミネラルですら吸収できない、代謝の良くないカラダならサプリも非効率的です。
▢添加物の多い加工食品をよく食べる
加工食品はおいしいですが、ビタミンやミネラルが圧倒的に不足しています。代謝に欠かせないミネラル、ビタミンが足りないと、お肌絵のダメージ大
▢清涼飲料水や甘いものが好き
砂糖を含むジュースやお菓子などは、手軽に血糖値を上げられエネルギーになります。しかし持続せず、またほしくなる・・・。つまりエネルギーを作れないカラダになります。
▢揚げ物が好き
調理方法の中でも最も油を使うのが揚げ物。しかも油の種類を選ばないと、酸化する一方です。酸化した油が細胞を傷つけると、肌にも影響が大きいことは言うまでもありません。
透明感が失われくすみを感じたら血流をよくする生活にシフト!
第一印象で若々しさを感じるのはお肌のコンディションがいいとき。くすんでいると実年齢よりぐっと上に見えてしますことがあります。睡眠不足や紫外線の影響などでも肌のコンディションは変わりますが、見落としてはいけないのが食べ物です。くすみは、肌の新陳代謝が悪くなるのか………それには2つの大きな理由があります。
一つは糖質やたんぱく質を代謝させるのに必要なミネラルが足りないこと。たんぱく質は肌や髪、筋肉の材料となりますが、ミネラルが不足することにより肌や髪などの細胞が古いものから新しいものへと入れ替われるのに、必要以上に時間がかかってしまうのです。もうひとつは、加工食品などから砂糖や添加物を多くとってしまし、細胞に傷がつく酸化や変性する糖化が体の中で起きてしまい、皮膚などの新陳代謝を防げているからです。ミネラル不足に加えて、砂糖や添加物による影響で肌が新しい細胞に入れ替わる新陳代謝ができないと、くすんだ顔色になります。
くすみ老けをつくる負のスパイラル
ほとんどの人がミネラル不足⇒加工食品や添加物の多い食事でさらに加速⇒スムーズな代謝ができない⇒新陳代謝ができず、ターンオーバーが遅れる
空腹時の甘いものや、脂質過多の食事⇒ミネラル不足やビタミンB群などの補酵素の不足⇒血糖値の乱高下⇒血糖値上昇時にたんぱく質と糖質が結合⇒糖化してAGESに
ストレス、過度の運動、紫外線、飲酒など⇒活性酸素の生成⇒無毒化してくれているビタミンCやEなどの抗酸化物質が不足⇒細胞を活性酸素が攻撃して酸化
これらによりくすみ老け
貧血を改善することがマストだと心得る
・鉄はエネルギーを作る上で不可欠。
・鉄不足だからと言って、鉄剤を飲むだけでは、吸収できずに腸内環境が悪化!
・鉄はできるだけ食品から、ビタミンCやクエン酸と一緒に摂ると吸収が良い。
・赤血球を作るビタミンB6、B12、葉酸、たんぱく質。
貧血はさまざまな不調の引き金になる
貧血度チェック
▢めまいやたちくらみがする
▢顔色が悪いとよく言われ、肌がくすんで
▢疲れやすく、なんとなくいつもカラダがだるい
▢ちょっとした坂道や階段で動機、息切れがする
▢インスタント食品や冷凍食品、加工食品をよく食べる
▢ダイエット中である
▢爪の色が白っぽくて割れたり欠けたりする
ミネラルこそサプリではなく食べ物から摂る
・そもそもミネラルが足りていないことを自覚する
・「まごはやさしい」の食材でミネラルを補給する
・PFCはミネラルがないとエネルギーを作れず、肌の新陳代謝が遅れる。
まごはやさしいおさらい
ま・・・豆 大豆類 枝豆、納豆、豆腐 マグネシウムが豊富。
ごま・・・ごま、アーモンドなど。ごまは擦って酢の物、炒めもの、味噌汁。アーモンドはおやつに。すべてのミネラルが含まれている優秀食材
わかめ・・・わかめや昆布、のりなど。味噌汁やスープのトッピングとして、一度に多くを摂れないのでこまめに
野菜・・・根菜を含む野菜類全般。いろいろな種類の野菜を食べるよう心掛ける。
魚・・・かつおやまぐろなどの赤身の魚、アサリやシジミなどにに多く含まれます。
しいたけ・・・しいたけ、しめじ、なめこなど。ミネラルだけではなく、栄養価が高いので、積極的に食べましょう。
いも・・・里芋、じゃがいも、さつまいもなど。糖質は多く含まれるけど、消化に時間がかかるため消化吸収力が低い人は食べましょう。
くすみの大敵「コゲ」は糖代謝不良
・糖質制限ではなく、処理できるカラダにすれば「コゲ」の原因AGEsの生成を抑えられる。
・揚げ物や加工食品、ホットケーキなどの焼き菓子にはAGEsが多いので注意
・糖質の代謝不良の改善には、赤身肉やかつおなどの魚からビタミンB群やミネラルを摂取するのが効果的
コゲないためには穀物を減らすより甘いものを断ち
・糖質で最も避けたいのは、精製された砂糖や果糖ブドウ糖液糖。
・糖質は芋やごはん、雑穀などの穀物類を選ぶようにする。
・糖質を摂っても「コゲない」体は、糖質を処理できる力がある。
×甘いものを食べる
直ぐにエネルギーに立って血糖値爆上げ!血中に糖が増えてAGEsを作りやすい。甘いものがどうしても食べたければ果物をチョイス。
◎穀物をしっかり食べる
消化に時間がかかり血糖値の上昇が穏やかな芋やごはん、雑穀などの穀物からエネルギーにを得るようにする。
糖化を避けるために「糖質制限」では対策にならない
「糖質を摂ると太る、お肌をくすませる」と糖質を避けている人が多いのではないでしょうか。糖質を摂るか摂らないかではなく、とってもエネルギーに換えられるカラダになることが大事。これが出来なければ、疲れる、くすむ、たるむなど、どんどん老けが加速します。
糖質をエネルギー源に変換する摂り方のポイントは、穀物を積極的に食べる事。消化吸収に時間がかかるので胃腸への負担が少なく、血糖値が安定して、AGEsが生成されづらい。糖質の制限のしすぎにはストレスになり、活性酸素を増やして老け要素が増えることに。しかも消化吸収力が低い人は、すぐにエネルギーになるお菓子などに手が伸びてしまいがち。すると血糖値が急激に上がて等を処理できず、AEGsを生成することに。生成された砂糖、果糖ブドウ糖液糖を含むジュースなどは極力避けましょう。